皆様はパラドックスというものはご存じでしょうか。
パラドックスとは
「正しそうに見える前提と推論から、受け入れがたい結論が得られること」を指す言葉で、
簡単に言うと正しそうなのに間違っていていたりその逆だったりすることです。
ここでいくつか有名なパラドックスを紹介しましょう。
タイムパラドックス
タイムタイムトラベルで過去を改変した際にその事象における過去と現在の存在や
状況、因果関係に矛盾という逆セスが生じてしまうこと。
親殺しのパラドックスや宿命のパラドックスなどタイムパラドックスを題材とした
パラドックスも存在する。
テセウスの船のパラドックス
「ある物体」においてそれを構成するパーツがすべて置き換えられたとき、
置き換えられる前と後のものは「ある物体」といえるのかどうか。
例外のパラドックス
「例外のない規則はない」という規則に例外があるのかというもので、
例外があると仮定しても無いと仮定しても矛盾してしまう。
似たようなものに嘘つきのパラドックスというものも存在する。
砂山のパラドックス
砂山から砂粒を取り除いても依然砂山のままだが、
これを繰り返し最終的に砂粒が一つだけになったときそれを指してこれは砂山といえるのか。
こちらは全ての概念が明確になっており、定義や境界線を引くことによって解決できるもで
論理学の哲学や言語哲学の問題に該当する。
皆様も日々をお過ごしの中で感じた矛盾があればそれはパラドックスに該当して、
明確な正解がないかもしれませんね。
今回紹介したもの以外にも様々なパラドックスがあるので興味が沸いたという方は是非調べてみてください。
以上パラドックスについてでした。